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今回は、地中海東岸の話です。

現在の国名でいうとイスラエル・レバノン・シリアになります


世界史は、場所もけっこう聞かれるので、あまり馴染みのない地域でも
頑張って覚えましょう


まずは、海の民について。この民族詳細はよくわかってませんが、
小アジア(現・トルコ)やギリシア・イタリアにいた民族だといわれています


この民族は、前13C末~前12Cに活動し、ヒッタイトを滅ぼしたり、
エジプトを攻撃したりしていました


海の民の活動が弱まった頃でてきた民族が、アラム・フェニキア・ヘブライ人です。
この3民族は、すべてセム系です


アラム人は、ダマスカスを中心に活動しました。
こえは、現在シリアの首都ですね


古バビロニアをつくったアムル人と混同する人が多いので、絶対間違わないでください

これもセットで、口にだして何度もいって、覚えてくださいね
アラム・フェニキア・へブライ人です


次にフェニキアですが、彼らはシドン・ティルスという2つの都を中心に栄えました
フェニキア人は地中海交易で儲けてます


なのでティルスは、カルタゴという都市を現在のチュニジアにつくってます

地中海での活発な動きは、ヨーロッパの文字に影響を与えました

彼らの使っていたアルファベットは、世界最古のアルファベットといわれています

最後にヘブライ人です

ヘブライ王国を建国し、ダヴィデ・ソロモン王が有名です
都は、イェルサレムです


ソロモン王死後、ヘブライ王国は北のイスラエル王国と南のユダ王国に分裂します


イスラエル王国はアッシリアに、ユダ王国は新バビロニアに滅ぼされました
新バビロニアは、ユダ王国から多くの国民を連れ去りました

これは、バビロン捕囚といいます

前586年に起きました。586なので、バビロン小春とでも語呂で覚えておいてください

この苦しみの中で、一つの宗教が生まれました。ユダヤ教というもです


この宗教の特徴は、選民思想救世主(メシア)にあります
彼らは一神教で、彼らの神の名は、ヤハウェといいます


このような特徴を持つのは必然ですね

奴隷扱いを受ける中で苦難に立ち向かうため、
自分たちは特別な存在だと鼓舞することは当然だと思います

この困難を克服するために救世主を待望するのも、理解できますね

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