昔の世界史の教科書だと、近世という言葉はありませんでした

ただ最近の学説で、近世も入るようになりました。このブログでの時代区分を触れておきます

歴史の時代は、以下のようになってます

古代⇒中世⇒近世⇒近代⇒現代

いろんな説があるので、このブログで使用する時代区分を定義します

古代の終わりは、西ローマ帝国の滅亡にします。476年でしたね。よくギリシア・ローマ文化と纏められていますが、この2つは地理的にも近いですし、文化が似ています。両方とも多神教でしたね

中世は、キリスト教の時代です。一神教ですね。ヨーロッパの文化構成が、これで劇的に変わります

中世の終わりは、ビザンツ帝国の滅亡(1453)とします。この後何が起きるかというと大航海時代であり、ルネサンスであり、宗教改革です。ココから近世が始まります

近世は、王の時代と言ってもいいと思います。宗教の権威は陰り、絶対君主が誕生する時代です

中世で価値のあったキリスト教は、相対化されていきます

近代の始まりは、フランス革命(1789)とします。産業革命も、このあたりでしたね。近世にあった王の時代が終焉します

最後に現代の始まりは、第二次世界大戦の終戦後(1945)とします。ここから国連がスタートします。現在の世界政府もどきは国連といわれますが、これはです

国連の英語表記は、United Nationsですね。言い方を変えると連合国です

これは戦争中の連合国 vs 枢軸国の構造をそのまま投影しています

国連は、戦勝国による世界運営を意味します。創設から数十年経っていますから、このシステムは、すでに老朽化しています

しかし、戦勝国利権を持っているため、それを手放しません。常任理事国による拒否権です

そこをどう克服し、真の世界政府を樹立するかが、現在の課題だと思います

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時代区分は、以上です