2019年11月20日 センター試験・世界史B(2019) 第3-4問 解説とテクニック 引き続きセンター試験について解説します!!以下のリンクから、動画を確認できます。チャンネル登録頂けたら、最高です。よろしくお願いします!!■センター試験・世界史B(2019) -第3問- ■センター試験・世界史B(2019) -第4問-
2019年11月13日 センター試験・世界史B(2019) 第1-2問 解説とテクニック ご無沙汰しております、管理人です。会社の許可を得たので、ひさびさにセンター試験について解説します!!以下のリンクから、動画を確認できます。チャンネル登録頂けたら、最高です。よろしくお願いします!! ■センター試験・世界史B(2019) -第1問- ■センター試験・世界史B(2019) -第2問-
2015年02月09日 センター試験(2015) 第1問 解説とテクニック 桜咲くころに、解説続けてるかもしれませんが、コツコツと2015年のセンター試験説明します「私のブログのここ読んどくとできたよね」形式でいきます■問12世紀とありますから、年号暗記で即答できますね!!五賢帝時代(96~180)…苦労(96)言い張れ(180)、五賢帝まず、大秦王安敦といったら、五賢帝最後の皇帝、マルクス=アウレリウス帝を指しています。五賢帝時代は96~180年ですから、180年頃まで安敦はいたこととなり、2世紀は④が正解になりますね!ここに出題されている事件は、語呂あわせにほとんど乗ってます。ハルシャ=ヴァルダナは、玄奘との関係を考えれば、唐(618~907)時代の話となり、2世紀から除外できます私の提示した語呂あわせは、高校生にとっては量が多くてキツイかもしれませんが、暗記していないと今回のような問題に対応できません最低限度の語呂しか作ってませんから、必ず全部暗記してください受験必須です■世界史の勉強方法 part3 -語呂合わせ(講義part1~50)- http://world-history.blog.jp/archives/7523910.html■問2まず世界史で最低限覚えることは、国名・都・最盛期の王様ですダレイオス1世は、アケメネス朝ペルシアの最盛期の人でしたね。ペルシアの滅亡は、前330年です。時代が全然違いますねちなみにパルティアのミトラダテス1世を覚えていたら、難関大学で戦えるレベルです■講義 part8 -ペルシア戦争・ペロポネソス戦争-http://world-history.blog.jp/archives/1335345.html■問3世界史で建国者と最盛期の王様は、ホントよく聞かれます。ヘンリ2世は、プランタジネット朝の建国者です。ちなみテューダー朝の建国者は、ヘンリ7世です。こういう何世だけ変えて、受験生の間違いを誘発する問題は多発しています■講義 part37 -封建社会の崩壊と十字軍以後の主要国家-http://world-history.blog.jp/archives/2423381.html※プランタジネット朝アヴァール人を撃退した人はカール大帝なんですが、マジャール人を撃退したオットー1世と逆にして聞いてくる問題も頻出ですアヴァール人とマジャール人、混同しないように正解は④でした■講義 part32 -ゲルマン大移動-http://world-history.blog.jp/archives/2041598.html※カール大帝・オットー1世■問4ハプスブルク家は王家に中で、超名門です。オーストリアとか、スペインあたりで勢力があり、ドイツ・イタリアなんかにも口を挟むイメージですそのドイツへの影響力行使に、抵抗していたのが、ホーエンツォレルン家のフリードリヒ=ヴィルヘルム1世であり、フリードリヒ2世ですヨーゼフ2世は、ハプスブルク家としてけっこう有名なので、覚えておきましょう。正解は①です■講義 part54 -啓蒙専制君主(プロイセン・オーストリア)-http://world-history.blog.jp/archives/4180347.html※ヨーゼフ2世・フリードリヒ=ヴィルヘルム1世・フリードリヒ2世■問5ここは、文化史ですね。文化史は、「作者=書物」をセットで暗記するだけです。で、今回のように違う組み合わせで、間違わせようとします正解は②です。宮崎駿さんの映画「天空の城ラピュタ」でも、冒頭にパズーが父を語るシーンで、スウィフトの「ガリヴァー旅行記」にふれています今回聞かれてませんが、特に「仏国記」「南海寄帰内法伝」は激でます。絶対覚えてください■講義 part58 -17~18世紀のヨーロッパ文化史②(経済・建築・美術・音楽・文学)-http://world-history.blog.jp/archives/4855189.html※ガリヴァー旅行記・ロビンソン=クルーソー■講義 part20 -魏晋南北朝時代-http://world-history.blog.jp/archives/1677260.html※仏国記■講義 part22 -隋・唐(文化史)-http://world-history.blog.jp/archives/1724663.html※南海寄帰内法伝■問6いきなりの現代史です。冷戦の始まりと終わりの会談は、ヤルタ⇒マルタ会談といわれています。ポツダム会談は、第二次世界大戦を終わらせていった会談ですね正解は、③です。■問7これ、センター試験では難しい問題だと思います。オセアニアとか、なかなか勉強しませんからねこういうのは、有名な事件とセットで覚えたほうがいいです義和団事件(1900~01)が終わった年に、オーストラリア連邦が成立しています。1901年の北京議定書と同じ年ですね。マイナー系の年号は、有名な年号暗記時にセットで暗記です正解は、④です■講義 part92 -太平洋諸地域の植民地化-http://world-history.blog.jp/archives/14714698.html※オーストラリア連邦■問8この問題も、ほどほど難しいです。マニアックな大学では、今回のような文字・言語の歴史を聞いてきます。aから分析しましょうビザンツ帝国は別名東ローマ帝国です。ローマ帝国は晩年分離していましたね。西ローマ帝国は、ラテン語のカトリックを発展させ、東ローマはギリシア語のギリシア正教を発展させますつまり逆に聞いているわけですね次にbの分析です。ムガル帝国はイスラム系の国です。つまりペルシア語か、アラビア語の影響を受けます。イスラムの中心勢力は、ペルシア・アラビア人ですからね。なので、ペルシア語が公用語なのは正解です。さらにペルシア語が口語化して、現在のパキスタンで発展したウルドゥー語は、有名なので覚えましょうね正解は、③です■問9これは、1~4まで全部説明できる必要があります。ジョゼフ=チェンバレンは、イギリスの人。トゥサン=ルヴェルチュールは、ハイチ。ネルーは、インドです正解は、③ですね■講義 part85 -帝国主義時代(イギリス)-http://world-history.blog.jp/archives/9632137.html※ジョゼフ=チェンバレン■講義 part64 -ラテンアメリカ諸国の独立とギリシア独立戦争-http://world-history.blog.jp/archives/6006451.html※トゥサン=ルヴェルチュール次回、第2問です
2014年01月21日 センター試験(2014) 第4問 解説とテクニック 問1ムハンマドが活躍した町は、メッカ・メディナで、②が正解です彼がイスラム教を始めた時は、まだアラビア半島の左側にしか勢力圏がないため、他ははずせますbはメディナ、aはアレクサンドリアですが、ちょっとc、dわかりません地図問題は、微妙な位置に○があったりします。cはバグダードに近いですが、自分ならもう少し左上に○を置きますdはイスファハーンに近いですが、自分ならもう少し下に○を書きます。テヘランあたりでしょうか…アレクサンドリア、バグダードは凄い地図問題聞かれます。あとカイロも覚えてくださいね。アレクサンドリアと位置が紛らわしいですイスファハーンは少しレベル高めです■講義 part30 -イスラーム世界-http://world-history.blog.jp/archives/1916196.html問2イスラム神秘主義=スーフィズムです。イスラム文化史で習うところですね正解は、③ですジハード=聖戦、バクティ信仰はインドのお話です。ヒンドゥー教の流れを組みますシャリーアは、イスラムの法とかルールぐらいの意味で覚えましょう問3ヒューマニズムは、ルネサンスの話とセットです。ルネサンスから中世が終わり、近世が始まりますルネサンスが何を模範にしたかというと古代ギリシア・ローマです彼らはオリンピックやコロセウムといった人間の躍動に焦点をあてていました。対して中世は、神に焦点があるため、人間賛美はありませんゲルマン文化とありますが、彼らは西ローマ帝国を滅ぼしていますね。古代を終わらせたほうがゲルマン人です古代⇒中世⇒近世の理解を聞いている問題だと思います王莽って聞かれるパターンが限定されています。彼は前漢を滅ぼして、新をつくりました。彼が憧れた時代は、周です中国の王朝を覚えていれば、明は彼から見て未来の話なので、ありえませんね■講義 part16 -中国史準備体操編-http://world-history.blog.jp/archives/1550338.html■講義 part19 -新・後漢-http://world-history.blog.jp/archives/1640222.html問4これヒントが断片的ですが、キーワードは西欧化・近代化です。ピョートル1世(位1682~1725)は、ロシアが遅れた国であることに自覚がありますそのため、髭税を導入して見てくれから改革しますまた「西方への窓」として、より欧州の動向を近くで感じられるペテルブルクに遷都していますイヴァン4世(位1533~84)は、モスクワ大公国で雷帝として恐れられていました。恐怖政治をひき、農奴制を強化しています。近代化とはいえませんね王様のキャラを知ってるか確認している問題だと思います正解は、④です■講義 part34 -ビザンツ帝国と東ヨーロッパ-http://world-history.blog.jp/archives/2192820.html問5これは文化史を知っていれば即答問題です。正解は、①ですトゥキディデスは、ギリシア文化史です。ペロポネソス戦争の『歴史』を書いてます「歴史序説」ときたら、イブン=ハルドゥーンです歴史系の文化史をまとめて聞いてますね■講義 part9 -ギリシア文化史-http://world-history.blog.jp/archives/1361506.html■講義 part15 -ローマ文化史-http://world-history.blog.jp/archives/1512252.html■講義 part31 -イスラーム世界の乱立-http://world-history.blog.jp/archives/1934745.html問6この問題けっこう難しいです植民地のマニアック系ですね自分も即答で選べてません。まず②のプエルトリコは、米西戦争(1898)でアメリカのものになってます。米西戦争が聞かれたら、プエルトリコを答えさせる問題は多いです次にスマトラ、ジャワといえばインドネシアです。そしてインドネシアはオランダの植民地なので、③もはずせます④のタスマニアは、オーストラリアの島です。オーストラリアとニュージーランドの国旗見てもらえばわかりますが、イギリスの国旗に似ています。これは、以前イギリス領だったことの証ですしたがって①が、正解です問7ディオクレティアヌス(位284~305)は、皇帝礼拝を強要した王様で有名ですね。これは合っています②は、逆ですね。ルイ14世はカトリックが大好きなので、プロテスタントのユグノーが亡命します。したがって正解は、②です③も見ていきましょう。まずムガル帝国はイスラム国家です。皆さんご存知のタージ=マハルは、イスラム建築ですね。それで非ムスリムに対する対応が、歴代の王様で違います3代アクバルなどは寛容的でヒンドゥー教とも仲良くしますが、6代アウラングゼーブは、弾圧しています④は、バビロン捕囚の話ですね。皆さん、4月ぐらいに勉強するところです。オリエント史ですね■講義 part4 -地中海東岸の民族-http://world-history.blog.jp/archives/1251417.html■講義 part14 -帝政ローマ後期-http://world-history.blog.jp/archives/1500107.html問8まずヴィシー政府は、ドイツに協力的な傀儡政府で、ドイツの子分みたいな感じです。聞かれるパターンも今回のようなパターンしかありませんアヴィニョンも聞かれるパターンは、1つですフィリップ4世が、教皇クレメンス5世を連れていった教皇のバビロン捕囚(1309~1377)で聞かれますイですが、対照的な人物を聞いています。ペタンは、親ドイツのヴィシー政府の大統領です。対してド=ゴールは、反ドイツでロンドンに亡命して自由フランス政府をつくって戦い抜きますどこに亡命したか聞かれますし、つくった政府名も聞かれます。いろんな聞かれ方に対応できるようにしてくださいねこれだけ頑張っているので、パリの空港名、シャルル=ド=ゴール空港になってます問9これは、けっこう簡単です。第二帝政(1851~1870)がヒントです。この時の皇帝は、ナポレオン三世は、親戚のナポレオンおじさんに憧れてますから、戦争をけっこうしますそして、1870年に普仏戦争がおきて、ドイツにボロ負けして、終わりますその結果、皇帝とかより、国民である俺たちが政府を作るといって生まれたのが、パリ=コミューンですこの流れを知っていれば、正解は③です普仏戦争の年号は、絶対に覚えてくださいね激重要です以上が、センター試験の解説とテクニックです何か解説してほしい分野があれば、気軽にコメントください。また、すでにブログにアップしている部分もあると思いますので、その際はそちらをご参照くださいありがとうございました
2014年01月21日 センター試験(2014) 第3問 解説とテクニック 問1微妙に難しい問題です。一番簡単な問題は、聞いてくる王様の国が違ったりします。しかし、カルロス1世とフェリペ2世は、スペインの王様です。そもそもカルロス1世は、フェリペ2世のお父さんです違う所でヒントを見つける必要があります。カトー=カンブレジ条約もやや難易度の高い情報です。覚えておいて損はないでしょう重要な所は、明記がないですが、1571年のレパントの海戦、1580年のポルトガルの併合、1588年のアルマダの海戦でしょうねこのあたりは、スタンダード情報です。これをやったのが、フェリペ2世ですフェリペ2世は、イギリス支配にも興味があり、エリザベス1世と政略結婚を考えましたが、エリザベスは支配の目的に結婚をすることを理解しています。彼女は不要な他国の内政干渉を避けるため、結婚を遠ざけます処女王ともエリザベス1世は、いわれますフェリペ2世は、イギリスに喧嘩を売るわけです。そして負けてしまいます。ヨーロッパ版神風が起きたり、エリザベスの部下、海賊ドレークの活躍などいろいろありましたが、スペインは負けました個人的な一番の原因は、スペインの慢心だと思います。当時のトップですからね。自分は負けないという自負があったと思います正解は、③ですね問21936~1939年のスペイン内戦は、軍部のフランコと人民戦線の戦いです。フランコをファシズムのドイツは支援しますが、イギリス・フランスは不干渉政策をとります対して人民戦線側には各地からヘミングウェーなどが義勇軍として集まりましたこの不干渉政策は、なかなか見極めが難しいものです。当時ドイツはヒトラーのもと、勢力を拡大させていましたが、イギリス・フランスは文句をいいませんでしたドイツに文句をいって、戦争に巻き込まれたくなかったからです。結果、ドイツが軍備を整えていったわけですね現在のアメリカも尖閣に巻き込まれたくありません。中国と日本が戦争になったら、自動的にアメリカを参戦します。アメリカに利益なんかありませんそのため腫れ物にさわるようにそっとするのが現在のアメリカの政策です短期的利益の確保が、長期的利益の確保になるのかは難しい判断が求められます少なくともアメリカは対応に苦慮していると思います正解は、①です問3これは簡単な問題だと思います。各指導者の政策を知らなくても、国名を知っていれば、解答できます①のカストロは、キューバの人です。善隣外交は、フランクリン=ローズヴェルトの政策です②は、正解ですブラントと東方外交は、セットで覚えてください。東西分裂時代に、東ドイツとの交流に尽力した人です③のアイゼンハウアーは、アメリカの大統領です。第二次世界大戦時には、軍人としてノルマンディー上陸作戦を指揮しています④マッキンリーがアメリカ大統領は、合ってます。しかし、棍棒外交はセオドア=ローズヴェルトの政策です問4これは、19世紀末~20世紀初頭の流れを知っていれば、できますまずヒントに再保障条約があります。これは、地理的にフランス・ロシアに挟み撃ちされたくないドイツが、ロシアと仲良くなったものですこれを破棄ということは、できるのはドイツしかいません。ア-ドイツですね次のヒントが世界政策です。これはドイツの3B政策とイギリスの3C政策のことをいっていますドイツ・イギリスの主要都市について語ったものですねこれぐらいは、基礎レベルなので知っていないと戦えないです1914年の第一次世界大戦直前までは、ドイツ・イタリア・オーストリアは同盟国でしたから、イでイタリアを選ぶことはできません正解は、①です問5これは点取り問題だと思います。まず①のライン同盟と②の対仏大同盟は、ナポレオンあたりでしか聞かれない言葉です19世紀初頭の話ですね③が正解です。この言葉で、ヒトラーの再軍備宣言(1935)がすぐ頭に浮かびました。ドイツがいろいろ制限されて苦しなったから、藁をも掴む形でヒトラーが出現しました④は、三十年戦争を終わらせたウェストファリア条約(1648)のことだと思います問6まずニュルンベルクと東京裁判は、セットです第二次世界大戦終了後の裁判ですね。終戦は、1945年ですから、cか、dです常識的に考えて、1949年の4年後に裁判を始めるのは遅すぎます正解は、③です問7まず現代史の一番の大枠は、アメリカ対ソ連の冷戦です。ここが対立軸としてあります。そして中国は、ソ連側ですそのソ連と中国は、国境紛争が発生するのが1960年代です。ソ連と喧嘩になったら、逆側に寄り添うことで外交を優位にするのは常道です現在、韓国が中国に接近するのは、アメリカに譲歩を引き出す戦略ですこの状況変化の中で起きたのが、ニクソン訪中(1972)です。ここで孤立しないために、田中角栄が動きます。同年に日本も訪中し、1978年に福田赳夫が日中平和友好条約を結びます流れを知っていれば、年号を知らなくても解答できます。ただこの年号は、覚えておいたほうがいいです問8朴正煕は、今の朴槿惠大統領のお父さんですね。彼が聞かれる有名なことが、日韓基本条約(1965)です。彼が出題されるとしたら、このパターンが多いです。なので、この年号暗記は必須です私は生徒に、1991年3つのデカイ事件があったと教えていますそれが、湾岸戦争・ユーゴスラヴィア内戦・ソ連解体です③については、年号を知らなかったですただ、朴正煕が違うのはすぐ理解できました正解は、④です問9これは即答です。①ですなぜかというと、植民地の大半はイギリス・フランスが所有しているわけです。そこであまり聞かれない国が、よく出題されます。当てずっぽうで、イギリス・フランスを選ぶ人を避けたいんじゃないでしょうかマカオに行きましたが、今もポルトガルというか、ヨーロッパ型の建築が残っています。香港から船で1時間ぐらいで行けるので、面白いですよあと植民地で聞かれるマニアックパターンは、アフリカのコンゴがベルギー領、インドネシアがオランダ領です以上です