それでは、第2問の解説です
問1
この問題は簡単だと思います。モンゴルの王、ハンを決める会議は、クリルタイです
フビライは、元の建国者、ヌルハチは清の建国者でしたね建国者は、世界史で一番最初に覚えるところですね
三部会は、フランスのフィリップ4世が創設した議会です
正解は、①です
■講義 part25 -モンゴル帝国・元-
http://world-history.blog.jp/archives/1775959.html
■講義 part37 -封建社会の崩壊と十字軍以後の主要国家-
http://world-history.blog.jp/archives/2423381.html
問2
①は、豪族は秦・漢代で聞かれる言葉です。地方の有力者ですね。彼らが前漢の郷挙里選によって、権力を独占していきました。したがって春秋時代ではないです
②は、正解です
南北朝の発端は、異民族の南下ですね。そのため華北にいられなくなります。南部の江南に移動するわけですね
③は、逆です。宋代に佃戸が生まれます。ヨーロッパは、奴隷⇒農奴⇒農民でステップアップしますが、中国は状況で変わります
唐では均田制のおかげで土地をもっていましたが、うまく作物を作れない人が没落します。彼らは地元の有力者のもとで働きます。これが佃戸です
④も逆です。華僑は、海外で働いている中国の人のことをいいます
■講義 part20 -魏晋南北朝時代-
http://world-history.blog.jp/archives/1677260.html
問3
これも簡単だと思います。ユンカーと聞いたらドイツの貴族を思いだしてください。国が間違ってますね
中国は、隋から清まで科挙です。官吏任用法は、郷挙里選⇒九品中正法⇒科挙の順でしたね
九品中正法は、魏の曹丕の時代のものです
正解は、④になります
■講義 part20 -魏晋南北朝時代-
http://world-history.blog.jp/archives/1677260.html
問4
ここはインド史になりますね。アは、カースト制の説明ですね。4つの身分という表現でピンときます。
カースト制は、ジャーティは、カースト制の4身分をさいらに細分化したものです。靴屋とパン屋にも違いがあるわけです
王とか貴族をさす身分はクシャトリヤで、ヴァイシャは農民・商人をさします
したがって正解は、④です
■講義 part39 -古代インド史-
http://world-history.blog.jp/archives/2517568.html
問5
aの911年に東フランクのカロリング朝が断絶すると、次に有力になったのがザクセン朝のオットー1世です。彼は962年に神聖ローマ帝国を建国していますね。したがって選挙ではないです
大空位時代後の金印勅書(1356)を話に混ぜていると思います
bは、なかなか難し聞き方です。ドイツのホーエンツォレルン家は、後にプロイセンとなり、ドイツの主軸になります
しかし、15世紀に活躍しているのは、名門ハプスブルク家です。この王家の影響力は19世紀まで続きます。衰退後にドイツを引っ張るのがプロイセンです
正解は、④です
■講義 part32 -ゲルマン大移動-
http://world-history.blog.jp/archives/2041598.html
問6
誤っているものですね。グプタ朝は、320年頃~550年頃にあった王朝です
ウパニシャッド哲学は、紀元前には、もうありました。輪廻や業といった仏教にも影響を与えた考え方です
したがって③が、正解です
今回は③が正解ですが、①、②、④もよく聞かれる内容ですので、覚えておいてください
問7
アは、単純な文化史です。ストウ夫人の『アンクル=トムの小屋』はセットです
文化史は、単純に作者・作品のセットだけで戦えます
ヘミングウェーは、だいたい2パターンで聞かれます。この人も文化史で聞かれる人ですね
第一次世界大戦を題材にした彼の作品は?-『武器よさらば』
スペイン内戦を題材にした作品は?-『誰がために鐘は鳴る』
実際に彼はスペイン内戦(1936~39)で義勇軍に参加しています
奴隷解放とリンカンがセットなのも基礎ですね。ラ=ファイエットは、フランスの貴族です。アメリカ独立戦争にもフランス革命にも関与しています
正解は、①です
問8
aのワグナー法は、1935年に認められたものです。説明であってます。何か不満があったら仕事しないで、ストライキとかしていい法律です
bのアメリカ労働総同盟(AFL)が熟練労働者を中心にサミュエル=ゴンパーズによって結成されたのは、1886年です
対して未熟練労働者の組合である産業別組合会議(CIO)は、1935年に結成されます
AFLとCIOは対比で聞かれます。20世紀と聞いているのは、CIOの結成にひっかけたと思います
正解は、②です
問9
私は正直、アメリカの参政権がいつ女性にいったか忘れてました恥ずかしい
それでも、この問題解けました。アメリカの女性参政権は、1920年に与えられています
用語集を見ると、赤字で記載されていたので、覚えておいたほうがいいでしょう
女性参政権問題は、イギリスで皆学習します。イギリスの女性参政権は1918年の第4回選挙法改正によります
だいたい、この時代はイギリスが先んじて実施するので、1918年以降だろうという推理でbを選びました
一番大枠のイメージで19世紀のトップはイギリス、20世紀はアメリカと思ってます
だいたいトップがやった斬新な改革を、次の国が後追いしますからね
こういったのも1つのテクニックだと思います
正解は、②です
問1
この問題は簡単だと思います。モンゴルの王、ハンを決める会議は、クリルタイです
フビライは、元の建国者、ヌルハチは清の建国者でしたね建国者は、世界史で一番最初に覚えるところですね
三部会は、フランスのフィリップ4世が創設した議会です
正解は、①です
■講義 part25 -モンゴル帝国・元-
http://world-history.blog.jp/archives/1775959.html
■講義 part37 -封建社会の崩壊と十字軍以後の主要国家-
http://world-history.blog.jp/archives/2423381.html
問2
①は、豪族は秦・漢代で聞かれる言葉です。地方の有力者ですね。彼らが前漢の郷挙里選によって、権力を独占していきました。したがって春秋時代ではないです
②は、正解です
南北朝の発端は、異民族の南下ですね。そのため華北にいられなくなります。南部の江南に移動するわけですね
③は、逆です。宋代に佃戸が生まれます。ヨーロッパは、奴隷⇒農奴⇒農民でステップアップしますが、中国は状況で変わります
唐では均田制のおかげで土地をもっていましたが、うまく作物を作れない人が没落します。彼らは地元の有力者のもとで働きます。これが佃戸です
④も逆です。華僑は、海外で働いている中国の人のことをいいます
■講義 part20 -魏晋南北朝時代-
http://world-history.blog.jp/archives/1677260.html
問3
これも簡単だと思います。ユンカーと聞いたらドイツの貴族を思いだしてください。国が間違ってますね
中国は、隋から清まで科挙です。官吏任用法は、郷挙里選⇒九品中正法⇒科挙の順でしたね
九品中正法は、魏の曹丕の時代のものです
正解は、④になります
■講義 part20 -魏晋南北朝時代-
http://world-history.blog.jp/archives/1677260.html
問4
ここはインド史になりますね。アは、カースト制の説明ですね。4つの身分という表現でピンときます。
カースト制は、ジャーティは、カースト制の4身分をさいらに細分化したものです。靴屋とパン屋にも違いがあるわけです
王とか貴族をさす身分はクシャトリヤで、ヴァイシャは農民・商人をさします
したがって正解は、④です
■講義 part39 -古代インド史-
http://world-history.blog.jp/archives/2517568.html
問5
aの911年に東フランクのカロリング朝が断絶すると、次に有力になったのがザクセン朝のオットー1世です。彼は962年に神聖ローマ帝国を建国していますね。したがって選挙ではないです
大空位時代後の金印勅書(1356)を話に混ぜていると思います
bは、なかなか難し聞き方です。ドイツのホーエンツォレルン家は、後にプロイセンとなり、ドイツの主軸になります
しかし、15世紀に活躍しているのは、名門ハプスブルク家です。この王家の影響力は19世紀まで続きます。衰退後にドイツを引っ張るのがプロイセンです
正解は、④です
■講義 part32 -ゲルマン大移動-
http://world-history.blog.jp/archives/2041598.html
問6
誤っているものですね。グプタ朝は、320年頃~550年頃にあった王朝です
ウパニシャッド哲学は、紀元前には、もうありました。輪廻や業といった仏教にも影響を与えた考え方です
したがって③が、正解です
今回は③が正解ですが、①、②、④もよく聞かれる内容ですので、覚えておいてください
問7
アは、単純な文化史です。ストウ夫人の『アンクル=トムの小屋』はセットです
文化史は、単純に作者・作品のセットだけで戦えます
ヘミングウェーは、だいたい2パターンで聞かれます。この人も文化史で聞かれる人ですね
第一次世界大戦を題材にした彼の作品は?-『武器よさらば』
スペイン内戦を題材にした作品は?-『誰がために鐘は鳴る』
実際に彼はスペイン内戦(1936~39)で義勇軍に参加しています
奴隷解放とリンカンがセットなのも基礎ですね。ラ=ファイエットは、フランスの貴族です。アメリカ独立戦争にもフランス革命にも関与しています
正解は、①です
問8
aのワグナー法は、1935年に認められたものです。説明であってます。何か不満があったら仕事しないで、ストライキとかしていい法律です
bのアメリカ労働総同盟(AFL)が熟練労働者を中心にサミュエル=ゴンパーズによって結成されたのは、1886年です
対して未熟練労働者の組合である産業別組合会議(CIO)は、1935年に結成されます
AFLとCIOは対比で聞かれます。20世紀と聞いているのは、CIOの結成にひっかけたと思います
正解は、②です
問9
私は正直、アメリカの参政権がいつ女性にいったか忘れてました恥ずかしい
それでも、この問題解けました。アメリカの女性参政権は、1920年に与えられています
用語集を見ると、赤字で記載されていたので、覚えておいたほうがいいでしょう
女性参政権問題は、イギリスで皆学習します。イギリスの女性参政権は1918年の第4回選挙法改正によります
だいたい、この時代はイギリスが先んじて実施するので、1918年以降だろうという推理でbを選びました
一番大枠のイメージで19世紀のトップはイギリス、20世紀はアメリカと思ってます
だいたいトップがやった斬新な改革を、次の国が後追いしますからね
こういったのも1つのテクニックだと思います
正解は、②です