世界史サロン

元教師・今社長がおくる世界史講義と、ニュースを世界史で読み解くブログ

カテゴリ: ニュース

それでは、ひさびさのニュースの解説ですクリミア問題いきましょう

大学受験の問題は、までにできると言われますから、受験生の方は、この話に絡んだクリミア戦争冷戦などの現代史を勉強することを強くオススメします。時事問題に絡めた出題は、王道です

■講義 part72 -ロシアの改革と東方問題-
http://world-history.blog.jp/archives/7210555.html
※クリミア戦争情報

このニュースは、現在の世界情勢を把握するうえで、もっとも良い教材だと思います。概要については、下の記事でだいたい理解できると思います

-「クリミア問題」何をもって独立なの? /早稲田塾講師 坂東太郎のよくわかる時事用語-
2014.03.17 11:00
http://thepage.jp/detail/20140317-00000004-wordleaf?page=1

めっちゃ簡単に説明すると、ロシアにとってウクライナ子分と思っていたけど、EU側に行こうとしてキレたということです

ロシアの意識では、ロシアの息のかかったセヴァストーポリや、その他の軍事基地が集中しており、ロシアを守る壁として、ウクライナは絶対死守ラインの場所です

現ウクライナ政権は、あからさまにEUよりで、反ロシアです。公務員の採用試験では、ウクライナ語の使用のみを義務付けており、ロシア語しか話せない東ウクライナは、ウクライナにいながら、今後差別的待遇を受けることは明らかですさらにこの政権、クーデタで権力を奪取しており、正統性いかがわしいです

子供向けアニメの世界なら、どちらが良いものなのかハッキリしてるんですが、今回はウクライナ・ロシアともに問題を抱えていたと思います

プーチン(在任2000~08、12~)は、このウクライナの過激さに攻撃理由を見つけたわけです。「ロシア系住民の保護」を主張し、クリミアに軍を派遣し、占領に成功します

-プーチン-
2014-5-30_16-6-40

-クリミア-
2014-5-30_16-18-47

そして今後重要になってくるのが、東ウクライナ侵攻するかどうかです…ロシアは、経済制裁を恐れています

ここに必要になるのは新たな理由です。今後、東ウクライナ大量虐殺が発生した場合、「ロシア系住民の保護」を再度主張すると思います

そして、今回のクリミア問題をじっくり研究していた国があります。それは中国です。理由はどうあれ、ロシアは非合法な方法で、領土を拡張しました

中国は、侵略方法3つほど学んだと思います

①アメリカの行動を分析する…ロシアはシリア問題で、アメリカが軍事侵攻しないと判断したと思います

■ニュース part3 -シリア問題-
http://world-history.blog.jp/archives/1948621.html

②軍隊を送る際は、正体不明にして時間を稼ぐ…クリミア侵攻時に正体不明の集団が、クリミアを占領しています。ロシア軍であることは明らかですが、証拠集めに時間がかかり、占領の時間を稼げます

③常任理事国に、国連は無力…国連によって非難決議をしたり、国連軍を派遣しようにも、ロシアは拒否権を持つため、決議は絶対通りません。常任理事国による全会一致が原則です

ここに学び、まず弱小国相手に情報サンプル集めをしているのが、現在の中国です

-「石油施設、中国船100隻」南シナ海一触即発(ニュース)-
2014年05月28日 07時27分
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140527-OYT1T50168.html

本番は、尖閣諸島だと思います。アメリカの動向を伺いつつ、正体不明の船で、島を占領。国連決議をだそうにも、拒否権で無効化。これで占領を完了し、日本を屈服させられれば、東南アジアも黙るだろうというのが、彼らの意図です

日本もバカじゃないので、防衛力を増すため、無理してでも通そうとしてるのが、現在の集団的自衛権の問題です

-「日米指針再改定までに」 集団的自衛権 首相、行使容認の閣議決定(ニュース)-
2014.5.30 13:48
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140530/plc14053013480019-n1.htm

ここからは、私の歴史認識を話します。まず第二次世界大戦は三国志の時代でした

2014-5-30_17-29-41

ファシズムは、全体主義ともいいます。質的に違いがあるんですが、日本も全体主義の陣営にいました。この陣営のドイツ・イタリア・日本が負けます。ちなみにイタリアは、途中で裏切り、ちゃっかり戦勝国です。結果生まれたのが、冷戦という状態です。戦争で欧州は疲弊し、自由主義陣営を引っ張るのはアメリカ、社会主義はソ連になりました

2014-5-30_17-42-25

そのソ連が、1991年に崩壊し、アメリカ一人勝ち状態が続きます

2014-5-30_17-39-40

2014年というのは、アメリカの一人勝ちが終わった年だというのが、私の見解です。日本でも、暴力団の勢力が減少すると、半グレといわれる集団がでてきました

世界も、強烈に強い国がいなくなると、ほどほどの暴力を持った国が、悪さをするというのが現実のようです秩序は、暴力の上に成り立つという現実にガッカリです

世界の人も、冷戦後にある戦いは、テロのようなイレギュラーなものでしかなく、国家間の紛争はなくなるとふんでいました

それが、この事態です帝国主義的な国家の復活です歴史の逆行ですね

ちなみに帝国主義とは、ジャイアンのように、無理矢理言うことをきかせて、自分のものにする傾向をもった国を指します。生徒には、ジャイアニズムと名付けて、説明していました

-ジャイアン-
2014-5-30_18-4-44

帝国主義は、の間にはブログにアップできると思います

次回は、アメリカの南北戦争です

このエントリーをはてなブックマークに追加

-旗色悪い独立派=9月にスコットランド住民投票
-理念より「実利優先」の戦い・英-


【ロンドン時事】
英国北部のスコットランド独立の是非を問う住民投票9月18日に実施される。
独立が承認されれば、南スーダン(2011年独立)に次ぐ194番目の国連加盟国が16年3月に誕生する。

しかし、住民全体が独立に熱心というわけではなく、独立派の旗色は悪い。
最終的には、民族的アイデンティティーといった理念より、「独立と英残留どちらが得か」を住民がどう判断するかがカギとなりそうだ。

独立派を率いるのはスコットランド自治政府の与党スコットランド民族党(SNP)。独立を党是にして着実に勢力を伸ばし、11年のスコットランド議会選挙で単独過半数を獲得した。だが、住民の独立支持率は過去の世論調査で25~40%程度にとどまっている。


こうした中、独立を推進する自治政府は、住民が「経済的な実利がある」と確信すれば、世論は大きく独立に向かう可能性があるとみて、独立の経済的メリットを宣伝する作戦に出ている。

独立の青写真を描いた白書「スコットランドの未来」の中で、自治政府は光熱費の5%引き下げや税負担軽減などをちりばめた。

しかし、それでも独立への支持拡大していない

反対派は、独立によるデメリットを意図的に強調する「恐怖作戦」を展開。「税負担が増加する」「大手スーパーはスコットランドの店舗で値上げの意向だ」といった見方が連日のように流され、独立に対する住民の懐疑は根強いようだ。(2013/12/31-17:54)


■引用元
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201312/2013123100172

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

2014-1-7_16-23-54

選挙が2014年の9月にあるそうです

この問題、ゲルマン大移動と関連してますね
もともとイギリスには、ケルト人が住んでいましたが、ゲルマンの一派であるアングロ=サクソン人がやってきます


結果、追いやられてできた国がスコットランド・ウェールズ・アイルランドになってます
そのしこりが、現在も残っているのがスコットランドの独立問題ですね

2014-1-7_16-34-30

ただニュースの流れを見るに、独立派は多数派を形成していませんね。イギリスはすでに民主主義が根づいている国ですから、独立のメリット・デメリットを考えているはずです

スコットランド人が自意識を持つために、独立が一番解かりやすいと思いますが、あまりメリットがないと思います


これからは細分化よりも、統合化の流れです。EUTPPなんかも、統合化の流れを組んでますね
別に独立しなくても、彼らのアイデンティティ維持できると思います


中国が支配しているチベットなんかは、明らかな侵略行為なので、独立に賛成できますが、スコットランドの場合はイギリスと共存する道を選ぶと思います

スコットランド人が、独立を主張したのは、北海油田の利権が絡んでいると思います

石油は、莫大な富を産みますよね。スコットランドは、ココの利権を持っています

そのため、独立してもやっていける自信があるのだと思います

こんな話がでるあたり、少なくとも100年前までトップを走っていたイギリスの栄光は、もう影も形もないですね…


■参考リンク
講義 part32 -ゲルマン大移動-
http://world-history.blog.jp/archives/2041598.html

このエントリーをはてなブックマークに追加

-またアレッポ空爆、20人死亡=シリア-

【ベイルートAFP=時事】
在英のシリア反体制派団体「シリア人権監視団」によると、シリア北部アレッポで28日、ヘリコプターがTNT火薬を詰め込んだたる爆弾を野菜市場や病院周辺などに投下し、子供2人を含む少なくとも市民20人が死亡した。アレッポに対しては、アサド政権側が空爆を強めており、25日の時点で計400人超が死亡している。


■引用元
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131228-00000083-jij-m_est


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
イスラムの歴史を話したので、シリア問題について説明します
2011年からシリアは内戦状態になっています。なぜこんなにグズグズ内戦が続くのでしょうか?シリアの現状を分析していきましょう


チュニジアジャスミン革命というのが起きて、イスラム世界の各地で民主化運動が加速化しました
イスラム世界では独裁政権が多かったので、今まで溜まっていた不満が国民から爆発した形になります

しかしながら、ちょっとシリアの場合は事情が違います
まずイスラム世界で重要なのが、スンナ派シーア派の対立です

スンナ派とシーア派は、かつてイスラムのトップを廻って見解の相違があって以来、
ずっと揉めてます


スンナ派とシーア派の比率は、9:1です


シリアを独裁体制で支配してるのは、アサドです
彼の支持基盤がシーア派で国内の10%程度です。大多数はスンナ派なわけです

少数派が多数派を支配しているわけですね

権力基盤がアンバランスですから、独裁で無理矢理押さえつけています

そのため多数派のスンナ派から不満が爆発しているわけですね


ここでポイントなのが、海外勢力支援です

政府側を支援しているのが、イランです。イランもシーア派国家です
反政府側を支援しているのが、イスラエルです

2013-12-31_2-10-23

イスラエルは、ユダヤ人の国です。イスラエルは、第二次世界大戦後にイスラムの人を追い出して建国しています。そのため、イスラムと仲悪いです


しかし、イスラエルが表立って支援すると、他のイスラム諸国の恨みを買いますから、
アメリカの登場を待つわけです


オバマ大統領は、シリアが毒ガスを利用した疑惑があるため、攻撃を考えましたが、
できませんでした


人道的にみると、介入は必要ですが、オバマ大統領には介入後のビジョンがなかったと思います
そのため賛同する国家は、日本を含めて、ありませんでした


シリアには、すでに石油枯渇してなくなっていると言われています
アサドは、その部分を情報統制で隠しています


仮に反政府側が勝ったとしても、おそらく国の運営はうまくいきません
結局、シリアは情勢が不安定化するわけです


そこで入ってくるのがイスラム原理主義という集団です
彼らは宗教に沿って国を運営するわけです。経済なんかわかってないです
結果、混乱するわけですね


そこで現状が改善しない現実に国民は絶望するわけですね
その原因追及が極端になると、アメリカのせいにされて、テロにつながるわけです


反政府組織支援に利益がないので、アメリカの支援も中途半端になっているのです
結局のところ、アサドによる穏健な改革に期待するという方向でおさまっていくと思います

このエントリーをはてなブックマークに追加

2013-12-7_19-34-0

-マンデラ氏 獄中27年、人種融和説く-
 
「もし、マンデラ氏が白人への報復を呼びかけていたら、南アフリカは今とは異なるまったく別な形の国になっていただろう」

 若い南アの女性記者が「国父」であるマンデラ氏の死に際し、英BBCテレビでこう語っていた。

 マンデラ氏の最大の偉業は、国家反逆罪で27年余も投獄された“恨みや憎しみ”を国の未来のために捨てたことかもしれない。

 「抑圧された側も、圧制者の側も、偏見と不寛容から解放されなければ、本当の自由は達成されない」

 報復におびえる白人、肉親を殺害され、怒りに燃える黒人…。想像を絶する苦悩の中で、国民にこう呼びかけて許しと双方の和解に努め、分裂しそうな国を一つにまとめた。

 「私は白人の独占支配とも、黒人の独占支配とも闘ってきた。全ての人が調和と平等な機会の下に暮らすことが私の理念だ。この理念のため、必要とあらば一命をささげる覚悟がある」

 皮肉なことだが、政治犯として投獄されたことで、自由と民主主義への信念は一層強固になった。

 南アは2010年夏、サッカーのW杯を開催し、新興国の一角に数えられるようになる一方、黒人間の所得格差拡大や民族差別、黒人貧困層による移民労働者襲撃など、社会のひずみが目立つ。大規模な鉱山ストは世界の鉱物市場にも影響を与え、警官隊によるデモ隊への発砲事件は、民主国家としてまだ歴史の浅い民主主義の行方にも影を落とす。

 「マディバ(マンデラ氏の愛称)」が描いた「虹の国」には問題が山積している。だが、前出の若い記者が言うように、マンデラ氏が築いた民主主義の基盤があるからこそ、問題に立ち向かうための話し合いができるのだ。

 アフリカには、旧植民者の白人の農地を取り上げ、権力や権益に固執して独裁体制を敷く国が現在でもどれだけあることか。

 「報復から光の国は生まれない」。苦悩の中で光を得た「巨人」は、死して再び真の指導者のあり方を世界に訴えかけている。

-引用元-
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131207-00000099-san-m_est

説明

正直、だいぶショックです…
実は、来年南アフリカに行こうと思ってました

会えるかどうかは、わからなかったのですが、彼の入院している病院に行こうと思ってました
私にとって、彼は生ける伝説でした


お墓参りに変更です…


受験生に皆さんには馴染みがない人だと思いますが、彼は差別と闘いました

南アフリカは、イギリス植民地でした。今もそうですが、鉱物資源が豊富かつ、
貿易航路として有用であったので、イギリスはなかなか手放しませんでした


1961年の独立後も、アパルトヘイトといわれる差別政策が続いていました
この悪法は、白人と黒人の結婚を禁止したり、僻地に黒人を住まわせたりと、ヒドいものでした


そこに立ち上がったのが、マンデラでした
彼はアフリカ人民族会議(ANC)を率いて、反差別運動を展開しました

1962年8月~1990年2月の27年間、投獄されます

このあたりのエピソードは、『マンデラの名もなき看守』(2007)という映画で描かれています
興味あるかたは、見てみてください。他にも『インビクタス/負けざる者たち』(2009)というのもあります


アパルトヘイトを廃止した大統領は、白人のデクラーク(任1989~1994)といいます
彼はマンデラを釈放し、1991年アパルトヘイトを廃止しました


2013-12-7_19-15-48

1993年、デクラーク(左)とマンデラ(右)は、仲良くノーベル平和賞を受賞しています

翌1994年、ついにマンデラ(任1994~1999)は、黒人初の大統領になりました


われわれが最後に彼を見れたのは、2010年南アフリカワールドカップの閉会式です


それにしても27年間の監獄生活、考えるだけで絶望的ですよね
それを耐えた不屈の闘志、感服するよりほかありません
彼に会って、話がしたかったです


2013-12-7_19-17-10



ご冥福をお祈りします

このエントリーをはてなブックマークに追加

2013-12-4_14-28-29

-米報道官、防空識別圏「運用しないように」-

中国が設定した防空識別圏について、アメリカ・ホワイトハウスの報道官は、中国に対し、具体的な行動を起こさないよう改めて求めました。

 「アメリカは中国に対し、防空識別圏の運用を実行にうつさないよう求める」(アメリカ カーニー大統領報道官)

 ホワイトハウスのカーニー報道官は、中国政府が、尖閣諸島上空を含む緊張の高い地域で日本や韓国など周辺諸国との協議なしに防空識別圏を設定したことは、地域の緊張をさらに高め、偶発的な衝突が起きかねない挑発的な行動だとした上で、具体的な行動をとらないよう中国に要求しました。

 さらに、アメリカの航空会社が飛行計画を中国当局に提出しているのは、あくまで航空業界の慣行に基づく会社側の判断であり、アメリカの航空当局が提出を求めたものではなく、中国の設定した防空識別圏を認めないという方針について日米両政府は一致していると強調しました。

 一方、3日、安倍総理大臣と会談し、防空識別圏の問題で日米が緊密に連携していくことを確認したアメリカのバイデン副大統領は、4日午後、訪問先の北京で中国の習近平国家主席と会談し、直接懸念を伝える考えです。

-引用元-
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20131204-00000024-jnn-int

■説明
2013年11月23日、中国政府は東シナ海に「防空識別圏」を設定しましたね
これを、世界史の知識で解釈したいと思います
※以下、色付けされたものが、世界史の受験でも聞かれます


これは、尖閣諸島という領土問題が絡んでいます


ここの領有権を主張するのは、日本・中国台湾です


中国と台湾は、第二次世界大戦後、
毛沢東率いる共産党蒋介石率いる国民党で戦いがあり、
毛沢東が勝ちました


その結果、蒋介石が逃げて作ったのが台湾です

中国は台湾を中国の一部と考えています

しかし、台湾は中国融和派と独立派で意見が分かれています

なので、中国と台湾は立場がだいぶ違います


今回、中国政府は尖閣諸島上空を含めて、自分たちの監視区域だよと宣言しました
日本はすでに1969年に防空識別圏を設定しています


お互い重なり合う地域を指定しているので、例えば飛行機同士の紛争が起きても不思議ではありません

それでは、何故中国は、このようなことをするのでしょうか?

中国は、帝国主義的思考で世の中を見ています


帝国主義は、軍事的力を借りて、他国の犠牲のもとに自国の利益をあげることです
第二次世界大戦は、帝国主義国家同士の戦争だったため、戦後デメリットの多すぎるこの方式は、放棄されました


しかし、中国政府は捨てていません


日本人の感覚で、外国を考えると理解ができません
そのため、中国を理解する時、帝国主義という概念を覚えておいてください


中国の頭に絶えずあるのが、アメリカです
中国は、世界をアメリカと山分けしたいと考えています


彼らの最終的な太平洋への影響範囲は、グァムorハワイぐらいまでを考えています
中国の立場にたつと、日本は太平洋に進出するための障害物でしかありません


最初の障害物が、尖閣諸島であり、次の獲物が沖縄になります
そのような文脈で、今回の防空識別圏を考えると、事情が把握できると思います

このエントリーをはてなブックマークに追加

このページのトップヘ